人類の花によせる思いを高度な染錦の技法で表現した作品である。伝統の和絵の具を用いて花の色を美しく発色させるのは、調合は元より絵具の盛具合・焼成時間と温度等、豊かな経験と判断力が求められ完成作品は稀である。