花が咲きはじめ 満開の桜となり 散りゆく桜となる。その一瞬一瞬の光景がまさに かけがえのない至福の時間でもあります。この幾度となく見る風景が、 雪のように積もり重なって 心の中の情景となり、深い時間の流れの中で  透明な色合いをかもしだして、このような作品が生まれてきました。 それは、今世で見る桜であり、過去に見た桜であり、未来に見る桜かもしれません。いつまでも心の中に幸福な情景として記憶されますように・・・。