おとずれ

龍は神獣、霊獣であり中国では皇帝の象徴とされてきました。江戸期より辻家の作品の多くに使われています。

龍は水中か地中に住むとされ、その啼き声で雷雲や嵐を呼び竜巻となって天空に昇り、自由に飛翔すると言われています。角は鹿、頭は駱駝、鬼の眼を持ち、蛇の体に鯉の鱗、掌は虎、爪は鷹、耳は牛に似ているとされています。秋には淵に潜み、春には天に昇るとも言われ、「青龍」は東の象徴でもあります。